道場長コラム 平成18年〜25年度

田口道場10周年記念式典を終えて

 台風一過の平成25年10月26日土曜日、墨田区立総合体育館内大武道場にて、大人クラス・子供クラス・御父兄等、併せ300~350名余りの関係者にご参加頂き、小林保雄先生の講習会開催、そして今村・石垣・佐原・中島・尾又・大関・各先生方の演武をはじめ、大勢の皆様方に素晴らしい演武を披露して頂きました。

そしてその後の東武ホテルの大宴会場で150名を超える皆様方と一緒に、歌あり、踊りあり、津軽三味線ありの非常に楽しい祝賀会を催すことができました。

ご参加頂いた皆様方に心より深謝申し上げます。

新しい、次なるステージに向けて、また心を新たに、道場生の皆様と元気で明るく楽しい合気道を微力ながら続けていきたいと思っております。

最後に。
今後もより一層の御支援をお願い申し上げます。
誠に有難う御座いました。

平成25年10月27日(日)
A&P合気道 田口道場
道場長 田口輝義

平成24年 年頭の御挨拶

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨年は未曽有の大災害が起こり、強大で畏怖せざるを得ない自然、そして一方で我々を大きく包み込み癒してくれる自然、と我々人間はどう向き合ったらいいのかを深く考えさせられる一年でもありました。

被災された多くの方々の御苦労は、本当にいかばかりかと強く痛み感じいる新年でもあります。
そして一方、今後数年間は恐らく日本の国自体が、大きく変わらざるを得ない時代に入ってきているのかもしれません。

特に私も含めた多くの戦後生まれの、あの高度成長を支えてきたと自負する団塊の世代の人達が、続々と今まで頑張ってきた職場を離れ、体力・気力ともに充分なのに社会に貢献する機会を失いつつあるのも、事実のようです。体力・気力からいっても昔の40代が今の60代とほとんど同じであるという説もありますが、10代・20代・30代・40代・50代と圧倒的数の多さで、その時代・時代に社会に強い影響を与えてきたこの世代が今後、どう動くのか大きく動くのか・或いは静かになってしまうのか、私自身にとっても非常に興味深いことでもあります。

人間の数多の欲望の中で、最後に出てくるものは”世の為・人の為に”であるともいわれています。

田口道場も開設以来、本年で九年目に入ります。多くの素晴らしい会員に支えられ、今年も楽しく元気良く皆様と一緒に合気道に精進したいと思っております。

【A&P(AIKIDO & PEACE)】

”合気道を通じて世界平和に貢献する”
”合気道を通じて世界の人々と仲良くする・仲良くなる” の理念のもとに。最後になりますが、今春、新たに東大宮(埼玉県さいたま市)に3つ目の合気道専用道場を開設する予定です。

合気道での人の輪が少しでも広がれば望外の幸せ、と感じる次第であります。

平成24年1月吉日
道場長 田口輝義

 

平成23年 新春を迎えて

 寒い日々が続いておりますが、道場生/会員の皆様お元気でお過ごしでしょうか。

新しい一年が始まり、田口道場も今年で草加松原道場が八年目、竹ノ塚道場が五年目を迎えることとなります。

沢山の道場生に支えられて、ここまで長きに渡り繋がってきたことに道場長として本当に心から感謝・感激の極みであり、感無量であります。

新春早々から九州地方では火山の爆発があったり、片や日本海地方を中心に大雪が降ったりと、世界的な気象変動の影響がこの国でも起こってきているようですが自然の大きな力には、到底人間は抗えないということを実感させられる次第です。
昔から自然と人間の心は自由にならないと言われておりますが、では自由にならない自然と人間の心にどう向き合えば良いのか?は、大変難しい・重いテーマなのでしょう。

合気道の中でよく言われる相手と”調和”する・すなわち”共生”するという言葉の中に、色々とヒントがあるようにも感じます。

今年の私自身のモットーは、合気道を通して「まろやかに、柔らかく!」ということです。
日々の厳しい稽古・鍛錬を通してまろやかで、柔らかい・自然な美しい動きを求めて道場生/会員の皆様方と今年も楽しく精進して参りたいと思っております。

最後に。
近年では、対人関係が希薄になり若年層を中心に腺病質な人々が増えてきているようですが、合気道の稽古を通したしっかりとした身体(健康体)作りによって、そういった社会的病理ともいえる現象が、良い方向へ転換され、改善されていくのではと感じている次第であります。

今年も、皆様方と共に、元気で明るく、楽しい良い一年にしたいと思っております。

平成23年2月吉日
道場長  田口輝義

 

平成22年 年頭の御挨拶

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
穏やかな元日を迎え、今年一年が良い年になりますように、願って止みません。

昨年の我が国の世情を振り返ってみますと、本格的な政権交代が実現され鳩山首相率いる民主党政権が誕生致しました。多くの国民が戦後60余年を経て、硬直的になり過ぎた体制に、まさに”変革” を強く望んだ結果であると思います。

さて、田口道場は今年で七年目を迎えます。
多くの素晴らしい会員に支えられ、合気道の道場としての骨格は大分出来てきたと感じております。
ただし、私、道場長自身の心の内側にややもすれば、先程も申し上げたような硬直的かつマンネリとした感覚が出始めているのではないかと、自戒せずにはいられない昨今となってきております。

合気道を通して、人と人との調和、豊かな心身の有り様、そしてその技術の向上を再度見つめ直し、更なる飛躍を目指したいと考えております。
「原点に戻る! 初心に戻る!」をモットーに、皆様と共に今年も一歩一歩、精進して参りたいと思っております。

平成22年 元旦
道場長 田口輝義

 

平成21年 年頭の御挨拶

 皆様、お元気で新春をお迎えの事と存じます。

さて、昨年後半、米国発の百年に一度と叫ばれる金融危機に陥り、世界規模で不況感の漂う年明けの様相となっております。
昨年の本道場を振り返ってみますと、埼玉県川口市のフィットネス・クラブ【ティップネス】において新たに合気道スクールが始まり、現状6ヶ所、子供クラスが総勢 約70~80人、大人クラスが総勢 約150人と、沢山の道場生(或いは会員)の皆様方が合気道を日々稽古され、楽しんでいらっしゃる様です。

また、11月には本道場は五周年を迎え、大関道場も一周年を迎えるということで、合同の記念演武会 及び 祝賀会を行い、演武参加者は約300人、祝賀会にも約150人のA&P合気道関係者を始めとする、多くの方々が集って頂き、大変有難く感じております。

昨今では、多くの有望な有段者も輩出してきており、今後、合気道を通じて人と人との交流の輪がますます広がり、道場生(或いは会員)の数も増えていく事であろうと、確信致しております。

冒頭でも申し上げた通り、今年も新春早々、新聞・テレビ・雑誌 等々では明るい話が非常に少ない世相ではありますが、こんな時代だからこそ、各々個人がしっかりとした健康体と皮相的な流れに右往左往されない、確固とした心根を持つ事が何よりも重要なのではないでしょうか。

毎度申し上げておりますが、【Aikido & Peace】=「合気道を通じて世界平和に貢献する」「合気道を通じて世界の人々と仲良くする・仲良くなる」を理念に、私自身も初心に戻って、精進を重ねていきたいと思っております。

今年も、皆様方にとって素晴らしい一年になります様、心より祈念致しております。

平成21年 1月吉日
道場長 田口輝義

 

道場五周年を前に

 日本列島まさに春爛漫の様相で、この国の四季の変化とその美しさに圧倒されるばかりであります。特に四季の変化の無い国から日本に戻ると、その有難味をしみじみ実感出来るものです。私自身が昔、3年間の海外駐在から帰国した際にこの国の春の美しさに感激したのを今でも忘れることが出来ません。

さて、A&P合気道田口道場(草加松原道場)も今年で五年の節目を迎えます。

今秋、11月8日(土)にはA&P合気道大関道場(一周年)と合同で記念式典を挙行する予定であります。会員の皆様方の御蔭で、少しずつですが田口道場も合気道を通しての輪が広がってきております。

昨年末から始まった、西新井 及び 東あずま でのカルチャー教室での合気道レッスン、また、今年4月から始まった、ティップネス川口での合気道スクールに多くの方々が楽しく元気に取り組んでおられます。

特に、最近スポーツブームらしく、10年程前には想像も出来なかったような速さで続々と出現してきているカルチャー教室 及び スポーツジム等への入会の方が、合気道専用道場への入会に比べ割と気軽に合気道の良さを知って頂ける好機であるのでは、と感じている今日この頃であります。合気道に限らず、多くの方々が身近にスポーツ 及び 運動に親しめる場が持てることはとても素晴らしいことだと思っております。

片や一方で、いかに会員の方々に継続して、且つ 仲間同士の交流を楽しんで頂ける場を提供出来るかどうかは、各々カルチャー 及び スポーツジムの運営に携わる方々が皆様苦心されている所かもしれません。

人と人との繋がり、調和を大切にしながらお互いに稽古を続けて、心身共に鍛錬していく合気道はそういった意味でも素晴らしい運動体系のひとつ・武道であると、改めて思う次第であります。

多くの道場生から、稽古をするととっても元気になり心が引き締まるという御声を聞かせて頂くとまさに道場長冥利につきます。私自身が合気道から様々な意味での恩恵を授かりながら、これからも引き続き ”まだまだ” の意気込みで精進して参りたいと思います。

平成20年4月吉日
道場長  田口輝義

 

平成19年 田口道場を振り返って

もう既に平成19年も師走を迎え、時の流れの早さに驚かされるばかりです。

今年も、田口道場は、多くの熱心な会員の皆様方の熱気溢れる稽古でまた一段と、飛躍したように感じております。

毎年3回の昇段・昇級審査において、沢山の有段者が輩出し日々の稽古もさることながら、道場全体も重みが一層増したようです。

また、会員の皆様方との親睦旅行(国内ではスパリゾート・ハワイアンズに1泊2日、海外ではベトナムに4泊5日)/夏合宿(千葉県九十九里浜 片貝海岸)/A&P合気道石垣道場35周年記念式典/A&Pグループ合同講習会など、日常の稽古以外でも、会員同士の交流の輪が広がってきております。

それと、今年は1月より新たに東武伊勢崎線・草加駅前にありますフィットネスクラブ”ティップネス”草加店においても、週2回の合気道教室が始まり20~30名程の会員が熱心に稽古をしており、運動好きの方が多いようで上達も早く近い将来、大いに期待が出来るのでは、と感じています。

更に、縁あってアリオ西新井・イトーヨーカドー内でも今月より新たに合気道教室が始まり来年1月6日からはサンタウン立花内(東武亀戸線・東あずま駅徒歩約1~2分)において同じく合気道教室が始まる予定で、合気道に対する世間の皆様方の御理解がますます深まり、その会員数も増えていくだろうと確信致しております。

合気道を始める人々の動機は色々あるとは思いますが、重厚な”道場”という雰囲気の他に”フィットネスクラブ”や”カルチャー教室”といった、割と気軽に触れることの出来る場を設けることで合気道の普及が加速度的に広まるのでは、と最近では感じてきております。

A&P(AIKIDO&PEACE)、、、合気道を通じて世界の人々と仲良くする・仲良くなる、、、を理念に来年も精進して参りたいと思います。

それでは皆様、良い御年をお迎え下さい。

平成19年12月吉日
道場長  田口輝義

 

竹ノ塚道場一周年を迎えて

 昨年4月に草加松原道場(埼玉県草加市)に次いで、東京都足立区・竹ノ塚に合気道専用道場を新設してちょうど一周年を迎えることが出来ました。

少しずつですが会員の数も増え、大人クラス・子供クラス併せて50名程になっており、週5回の稽古内容もだいぶ充実味を帯びて参りました。

最近はただ単に健康の為に、というだけではなく色々な動機を持って入会される方々もいらっしゃいます。

A&P 合気道 田口道場の一番の目的は、と問われればまず、身体を積極的に動かしてそれぞれの体力に合わせ、元気に健康的になって頂くのと同時に、礼節を重んじ、日々の生活がきちっとしたけじめのあるものになっていかれるよう、導いていくことだと最近ますます私自身、強く感じております。

柔らかく・美しく・自然に、そして強い身体・しっかりとした物事に対する姿勢や態度を養うことが何よりであり、そしてその後に、難解な術理を追究していく面白さ楽しさ、あるいは近年色々な人々が色々な面で抱えている”心”の問題などにもうまく連動していければいいな、と思っております。

道場長として稽古を続ければ続ける程、この合気道のもつ多面的な素晴らしさをしみじみと実感している昨今であります。

引き続き、より多くの人々に合気道の良さを伝えていきたいと思っております。

最後になりますが、”明るく・元気で・楽しい、そして時折厳しい”合気道をモットーに、皆様と一緒に稽古に励んでいきたいと考えている次第であります。

平成19年4月吉日
道場長  田口輝義

新たな試み

 今年(2007年)1月より、東武伊勢崎線・草加駅前にありますフィットネスクラブ(スポーツクラブ)ティップネス草加店において、新たに”有料レッスン合気道”なるものが始まりました。

当初より、週1回(火曜日)のみでしたが、4月に入り木曜日のレッスンも加わり、週2回となり会員も約20~30名と、だいぶ賑やかになって参りました。

皆さん活発に、楽しく取り組まれております。

本道場生である露久保氏・相良氏、両指導員の熱心な指導に心より感謝致しております。

また、私も時折指導に赴き、4月初旬に初めて行われた昇級審査では受験者7名、全員立派に合格されました。

この場をお借りして、改めて”おめでとうございます”。

※レッスン曜日/時間
毎週火曜日/17;30~19;00
毎週金曜日/21;45~22;45

平成19年4月末日
道場長  田口輝義

 

道場三周年を迎えて

 秋晴れに恵まれた10月15日(日)に、田口道場三周年の記念式典を150名余の方々に集まって頂き、盛大に開催することが出来ました。

当日は演武会に先立って、私の大学時代の一年先輩でもあり、且つ合気道を中心に公私共に大変御世話になっております石垣晴夫師範・今村樹憲師範にそれぞれ講習会も行って頂き、演武会の後の祝賀会では女性会員が見事な日本舞踊を披露して下さったりと、非常に充実した楽しい一日でした。

これも日頃より、稽古に精進されている大人クラス・子供クラス会員の皆様方、御父兄の皆様方、それと交流の深いA&P石垣道場の皆様方、そして埼玉大学合気道部のOB&OG・現役の皆様方 他 関係している多くの方々の暖かい御支援の賜物と深く御礼申し上げます。

三年前に会社員生活を卒業して、かなり不安な気持ちもありながら、埼玉県草加市に(最初の)合気道道場を開設して以来、自分なりによくここまで来れたものだ、と感慨深いものもあります。

最近、武術・武道ブームらしく、ちょっと本屋さんを覗けば、沢山の関連本が出版されており、多くの専門家がそれぞれの思いと、術技について述べられており、それはそれで結構なことだと感じています。

特に、昔からどちらかと言えばやや暴力的で、やや暗いイメージがつきまとっていた武道なるものが、多くの人々に受け入れられその良さを理解して頂けるのは、とても良いことだと思っています。

合気道も同様に、私自身が始めた昭和40年代前半には想像も出来なかったくらいに、知名度が上がり、非常に沢山の人々が今や世界中で稽古に励んでいるとのことです。

「町道場のあるべき姿とは?」と悩み、考えることがよくありますが、合気道の持つ多面性をどう捉えて、会員の皆様方にその良さ・面白さ・厳しさ 等々をどう理解して頂き、道場の継続・発展に繋げていくか、、、難しいテーマながら、やりがいのある仕事だな、などと最近感じたりもしております。

「人を絶対に殺めては(殺しては)いけない」という今の世の中で、ずっとそのルーツを辿れば「人を殺める(殺す)為の術」として原点を持つ、この武道をどう捉えて、どこに座標軸を置いて指導するかということは、指導者にとって非常に重いテーマかもしれません。

ですがまた、挑戦しがいのあるテーマとも思っております。

ともあれ、草加松原道場 及び 今年の春に開設した竹ノ塚道場、共に多くの会員に恵まれ、皆様が活き活きと元気に稽古されており、色々と「持病の腰痛が軽くなった」「肩凝りが取れた」「スリムになった」「糖尿病が全快した」「コレステロール値が下がった」「快眠出来るようになった」等々の御声を頂くと、本当に嬉しいものです。

こうして、順調に良き会員の皆様方に恵まれた幸せを感じながら、合気道の良さをもっともっと、一人でも多くの皆様に伝えさせて頂ければと、高みを目指して、私自身まだまだ精進せねば、と思う昨今であります。

平成18年 10月吉日
道場長  田口輝義

 

団塊の世代の皆様、及びシニア世代の皆様へ

 私自身が昭和21年(1946年)生まれであり、団塊の世代の走りでもあります。

プロゴルフの世界では、50歳以上をシニア、65歳以上をグランドシニアというそうですが、今やここ日本では男女共に平均寿命が80歳前後という世界屈指の長寿国となり、この長いシニア時代をどう生きるかは、特に企業戦士で頑張ってきたシニア男性には、切実なテーマかもしれません。

最近では、テレビ・新聞他各マスコミ・メディアでも、やれ2007年問題だ、人口減に伴う高齢者問題だ、などで私共シニア世代にとって心地の良い話があまり聞こえてきません。

今日よりも明日が豊かに、とあの高度成長時代を必死に走り抜いてきたはずだった私達には、一生懸命この日本を世界有数の富める国家に結果として押し上げたという自負の一方で、何となく心の中にうつうつと漂う、虚ろな感覚は、ただ単にシニア世代になったからだと一言では言い切れないものが多々ありそうです。

頑張ったあの時代は、まず自分自身が貧しさから豊かに、そして結果として社会・国家が豊かに、という非常にある意味分かり易い目標があったから日々邁進出来たのでしょう。今や“一億総中流”などという言葉が死語になり、“勝ち組・負け組”などというどちらかといえばあまり良いとは思えない言葉が流行る中、もう一度私共団塊の世代、及びシニア世代はこれからの生き方を見直す良い機会なのかもしれません。

豊かさを追求し続ける中で、忘れられ、そして失われた各個人の心の安穏(安定)・平静・幸せ、それから社会全体の落ち着きといったキーワードは、今後一体誰が背負って行けるのでしょうか?

私自身は19歳の時から合気道を始めまして約40年になります。会社勤めとの二足の草鞋でしたが、今日まで比較的元気でこれたのも合気道を続けてきたことだと最近しみじみ思っております。

こうして縁あって埼玉県草加市・松原団地に平成15年秋に道場を開設致しました。

もうすぐ3周年を迎える今、多くの老若男女(幼稚園の子供さんから70代後半のご年配の方まで)、様々な道場生に恵まれ、日々稽古を楽しんでおります。御蔭様で4月には東京都足立区・竹ノ塚に新道場が開設される運びとなりました。

合気道は体力・年齢に応じて稽古の出来る素晴らしい、日本古来の伝統を持つ武道であります。団塊の世代、及びシニア世代の皆様で志を同じくする方々が一緒に集まって頂き、まずは健康・体力の向上、そして最終的には心の安穏(安定)・平静にも繋げていく合気道の中にある“氣”というものに是非、体感・実感されてみて下さい。

あれだけ頑張ってきた私共シニア世代が、今度はまず自身の心の平和を取り戻し、築き上げ、そして失われつつあるこの国全体の落ち着きといったものにまだまだ充分に貢献出来るはずと、私自身、昨今しみじみ感じている次第であります。

平成18年3月吉日
道場長 田口輝義

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