道場長コラム 平成27年度

平成27年 初春を迎えて

寒波の厳しい年末年始でしたが、皆さん良い初春を迎えられた事と思います。
おかげ様で、今年でA&P田口道場は、中核道場の草加松原道場が12年目を迎え、さらに竹ノ塚道場が9年目、そしてスポーツクラブ/カルチャーセンター内での草加教室、西新井教室、東あずま教室が8年目となりました。
また比較的新しい東大宮道場が3年目に入り、首席師範である岡田六段のご尽力で、昨年には伊奈町に伊奈道場も開設出来ました。
多くの会員の皆様に支えられて、今後も可能な限り合気道の素晴らしさを、たくさんの方々に伝えていけたらと感じる昨今です。
日々の合気道の稽古を通して、会員の皆様に何を得てもらうかは、道場長の私にとっては結構重い命題でもありますが、入会されて来られる人たちの合気道への思いは千差万別であり、一概に“これです!”と断定する事は難しいと感じます。
唯、最終的には、健全かつ丈夫な身体を作り上げ、それによって前向きな明るい気持ちで日々過ごせる事が一番肝要であるとも思います。
昨今の健康ブームもあってか、巷ではあふれんばかりの種々な健康法が出ているようですが、道場の青い畳の上で転がる(前受身、後受身等)、すなわち“大地に自分自身の身体を委ねる”心地よさは、他の運動体系には、なかなか見られない素晴らしさを持っていると感じます。
特に私自身もそうですが、団塊世代及びシニア世代には年齢・体力に合わせて稽古をしながら、自然と体力向上、代謝機能アップにつながっていくと確信致します。
今年も多くの会員の方々と、道場創設時の原点に立ち戻って、明るく楽しい稽古に励んで行きたいと思ってます。
平成27年 1月吉日
A&P 合気道 田口道場
道場長 田口輝義